2024.01.22
屋根リフォーム
瓦屋根の耐震・耐風補修-棟部分-
能登半島地震により被災された全ての皆様に
心よりお見舞い申し上げます
一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます
2011年、東日本大震災の時には習志野市近辺も震度5強を観測し、瓦屋根の被害も多く出てしまいました。
その中でも、棟部分(屋根のてっぺん)の倒壊が目立ちました。
従来の施工方法のままの棟瓦は、内部の土が劣化し、銅線も切れやすいため、強い揺れには耐えられません。
しかし、現在では瓦の施工方法が変わり、地震や台風などにも耐えられる強度のある棟部へと改修することができます。
いつ起こるか分からない地震。
小さな地震でも、棟瓦(熨斗瓦)のズレが積み重なり、次の自然災害によって大きく崩れてしまう恐れもあります。
有事になる前に、今の瓦屋根の状態を知っていただくことで備えられる対策があります。
もちろん軽い屋根材に替えたり、建物の耐震補強を行うことがより安心ですが、費用がかかってしまうのも確かです。
瓦屋根の良いところは、部分補修ができること。
一番負荷のかかる屋根のてっぺん「棟瓦」だけを、地震や台風に備えて改修することができます。
ただ、ラバーロックという、コーキング剤で留め固めるような耐震補修は不適切な施工ですので、決して行わないようお気を付けください。雨漏りにつながってしまいます。
安心して長く住み続けるために正しいメンテナンスをご案内させていただきます。
どうぞお気軽にご相談ください。